救急車の利用の仕方を考える
今日は昨日、お話しした救急車の上手な利用の仕方について考えてみます。
皆さんは救急車を利用したことがありますか?
私は仕事柄、高齢者の方と接する機会が多く救急車を呼ぶ機会が何度かございました。
でも救急車を呼ぶときは少し躊躇してしまいますよね。
119番通報する前に考えることは
本当にこの場面で呼んだらいいのかなぁ。
タクシー代わりと思われたら嫌だなぁ。
サイレン鳴らして来るから近所迷惑になっちゃうなぁ。
緊急搬送されてたいした事がなかったら恥ずかしいなぁ。
などいろいろな事を考えてしまいます。
皆さんは救急車の正しい使い方をご存知ですか?
先日、知人の消防庁の方とお会いする機会があり救急車についてお聞きしました。
よかったら参考にしていただければと思います。
まず救急テキストにも記載しておりましたが本当にこのようなケースで救急者車
を呼ばれた方がいるそうです。
・蚊に刺されてかゆい
・紙で指先を切った
・病院でもらった薬がなくなった
・病院で長く待つのが面倒なので、救急車を呼んだ
・ヘルパーを呼んだが来てくれなかったので、代わりに救急車を呼んだ
本当にこのようなケースで救急車を呼ばれた方がいらっしゃるみたいです。
人口は減少しておりますが救急車の出動件数や搬送人員は増えており、救急隊員が現場に到着するまでの時間が遅くなっているとのことです。
ためわらず救急車を呼んでほしい症状は消防庁のホームページから「救急車を上手に使いましょう」という冊子がPDFでダウンロード出来るとのことです。
時間があるかたは一度、目を通してみて下さい。
この冊子を読んだ後は緊急時の場合、自信もって119番に通報出来ると思います。
あとその消防庁の方がおっしゃっていた言葉ですが
「呼ぶべきときに我慢してしまうのはまずい」「かといって何でもかんでも呼ぶのもまずい」とおっしゃっていました。
必要な方が必要な時に利用できるようにルールを守らなくてはいけませんね。
私自身も救急車という地域の大事なセーフティーネットを守っていきたいと思います。
今回は堅い話で失礼しました。